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子宮筋腫の治療法を選ぶ際の分かりやすい3つのポイント

子宮筋腫の基礎知識 この記事は約 4 分で読めます。 1,608 Views
子宮筋腫治療法

子宮筋腫の治療法を選択する上で重要な事は、自分自身の気持ちに素直になる事です。体の事、出産の事、家族の事など…何を一番大切にしているかを基準に考えれば、おのずと選ぶ治療方法も決まってきます。

どういう治療方法を選ぶのか、筋腫とのどういう付き合い方を選ぶのか、ぜひ下記を参考にして下さい。

症状が特に見られない場合

経過観察で切らずに様子を見る

「子宮筋腫があると診断されたのに、薬を飲んだり手術をしたりしなくていいの?」と不安になる女性もいるかもしれませんが、子宮筋腫は良性の腫瘍なので見つかったからと言って必ず治療しなければいけないものではありません。特に症状がない場合は経過観察で様子を見ながら子宮筋腫と共存していく事になるのです。

「でも子宮筋腫があると分かった以上、これからもっと大きくなったりする可能性もあるし早めに取り除いておいた方がいいんじゃないの?」と考える女性も多いでしょうが、子宮筋腫が成長するスピードは女性によってバラバラですし、この先大きく成長しない可能性だってあるのです。

またこの後でも述べますが、「子宮筋腫がまだ小さいうちに切り取っておこう」と思って手術をしたとしても、子宮を全摘してしまわない限りはまた子宮筋腫が再発する可能性も十分あるので、子宮筋腫が見つかったからと言って何も急いで取り除く必要はないのです。

不妊症で悩む場合は核手術を検討

子宮筋腫があって特に自覚症状もない場合、基本的には手術はせずに経過観察で子宮筋腫と共存していく事になりますが、例外的に不妊症で悩んでいる場合などに手術を勧められるケースがあります。

子宮筋腫ができている事で子宮内膜がでこぼこになり、それが子宮への卵子の着床を阻害して不妊になってしまっている可能性があるので、手術をして子宮筋腫を取り除く事によって妊娠する場合があります。ですからこういったケースでは子宮筋腫の症状が何もなくても不妊症改善のために手術をする事になります。

もちろん不妊症の原因が子宮筋腫だと断定する事はできませんし不妊には様々な原因が考えられますから、長年不妊症で悩んでいる女性が子宮筋腫の手術をしたからといって不妊症が確実に解消されるわけでは決してありません。

 

症状が見られる場合

生活に支障が出るほど症状が酷い場合

過多月経貧血不正出血月経痛下腹部の痛み腰痛ぽっこりお腹便秘など、これらの子宮筋腫による症状が酷くて日常生活を送る上でも支障が出るような場合は、子宮筋腫の手術による治療が勧められます。

根本治療を希望するのなら子宮全摘術

上記のような各種の子宮筋腫の症状の全てを根本から治療して改善するためには、子宮全摘術をするしか方法はありません。子宮を残す筋腫核手術では子宮筋腫が再発してしまうリスクがどうしても残ってしまうのですが、子宮全摘術を行うと将来に渡って筋腫ができる可能性がなくなります。

ただし、妊娠・出産ができなくなってしまいますから子供を持ちたいと考えている女性は受ける事ができませんし、子供を産みたいという意志が無かったとしても子宮の全摘を行う事は女性としての精神的なダメージが大きいなどのメリットもあります。

妊娠・出産を希望するのなら筋腫核手術

将来的に妊娠と出産を望んでいるのであれば筋腫核手術が勧められます。筋腫核手術を行えば子宮筋腫による症状もなくなりますし、再発の恐れはあるものの子宮筋腫の悩みからは解放されます。

一般的にはこちらの筋腫核手術を選ぶ女性の割合の方が圧倒的に多いのですが、子宮筋腫が再発してしまってまた手術を受ける際には、癒着の問題で多くても最大2回までしか筋腫核手術を受ける事ができません。ですから、妊娠と出産の時期と合わせた手術計画も必要になってくるのです。

それほど症状が酷くない場合

子宮筋腫の症状がそれほど酷くない場合は、手術に踏み切るのはなかなか難しいケースも多いでしょう。そういった場合は薬や漢方によって症状を緩和したり、症状の悪化も抑える事ができます。

また年齢的にも閉経が近い場合にはホルモン剤を使うという手法も有効です。子宮筋腫は閉経を迎えると小さくなっていきますから、ホルモン剤を注入して女性の体を閉経と同じ状態に人工的に保つことで、症状を緩和しながらそのまま閉経ち持つ込む事ができるのです。

 

症状がなくても放置するのはNG

子宮筋腫がいくら命には関わらない良性の腫瘍とはいえ、症状がない場合でも放っておくのは良くありません。下腹部のはりや、強い月経痛、おりものの異常、性行為時の子宮内部の痛みなどが見られた際には、それらが子宮筋腫によるものではない可能性だってあるからです。

子宮肉腫や子宮内膜症や子宮がんなど、子宮筋腫以外の恐ろしい婦人病の可能性もありますから、子宮筋腫だから大丈夫だとたかをくくらずに違和感を感じた場合には医療機関で診察を受けるうようにしましょう。

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