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水害復旧支援募金へのご協力ありがとうございました!

9月26日に日本・在日コリアンの団体で結成した「北朝鮮水害復旧支援キャンペーン」は、10月31日まで募金活動を行いました。集まったお金で医薬品や浄水器を購入し、10月24〜27日にかけて代表団が訪朝し、被害を受けた地域の病院や育児院を訪問、支援物資を直接渡してきました。

ご協力下さった皆様、本当にありがとうございました。
活動報告として、以下に、訪朝した時の様子をお伝えします。


道路脇の斜面が崩れている10月24日より支援のために現地を訪問しました。今回は医療支援ということで、栄養剤・抗生剤・栄養ビスケットなど200万円相当を購入して支援しました。日本からは、携帯用の浄水器2台も持参しました。 支援先は、東海岸に位置する江原道(カンウォンド)です。

収穫の秋を迎えて、農村地域では稲刈り風景がいたるところで見られました。
首都・平壌から江原道の元山までは、通常なら3−4時間くらいの道のりです。しかし、今夏の洪水被害を受けた谷山(コクサン)新坪(シンピョン)などを通過する際には、街中や峠などの迂回路を通る必要があり、今回は車で約5時間かかりました。

江原道は水害の深刻な被害を受けた地域のひとつです。
医薬品支援のため、今回は、江原道安邊郡(アンビョン)の里(リ。道―郡―里に分けられた行政区分の一つ)人民病院のほか、江原道人民病院、江原道育児院を訪問しました。

江原道人民病院に届いた医薬品を手に取る医師たち江原道人民病院は、道の中で最も大きな病院です。夏の水害が起こった際には、最も被害の大きかった淮陽(フェヤン)、金剛(クムガン)、昌道(チャンド)、利川(イチョン)などの被災地に医師団を派遣し、1ヵ月以上にわたって診療にあたったそうです。水害後2ヶ月が過ぎており退院した人も多いようですが、大怪我を負ったり精神的にダメージを受けた被災者が入院していました。
この病院には、総合栄養剤(点滴用)、抗生剤、胃腸炎の薬などを支援しました。呼吸器関係の患者、そして消化器系の患者(下痢)が多いということで、医師は「口から食物を摂取できない患者には栄養剤がたいへんありがたい」と話していました。また、地方に緊急診療に出かける際には、携帯用の浄水器がたいへん役に立つとのことでした。

江原道育児院の子どもたち江原道育児院に支援したマルチビタミンビスケット
各道に設置されている育児院には、親が何らかの理由で育てられなくなったり、亡くなったりしたために子どもが預けられます。現在、江原道育児院には240名の子どもたちがいますが、うち28名が今夏の水害が原因となって預けられました。
この育児院には、マルチビタミンビスケットを約60箱支援しました。

朝鮮赤十字会の李部長は「冬に向けて住宅建設が欠かせないが資材が十分ではなく、収穫の時期と重なって労働力も不足している。また、農地は大雨の被害があったばかりでなく、低温などにも悩まされたため農作物の収量不足が憂慮される。今後最優先となるのは、特に食料と医薬品ではないか」と言います。WFP(世界食糧計画)やUNICEFなどの国連機関、ヨーロッパのNGOによる支援は継続されていますが、春先の食糧事情にも気を配っていきたいところです。

(作成:KOREAこどもキャンペーン)


■訪朝報告会を開催しました!
10/24〜27の日程で、キャンペーンの代表団が訪朝し、医薬品・浄水器の伝達を行います。その報告会を、11/1(木)に開催しました。
日時 2007年11月1日(木) 18:00-19:30
場所 ピースボートセンター とうきょう[地図]
(東京都新宿区高田馬場3-13-1 地下1F)
交通 高田馬場駅(JR/西武新宿線/地下鉄東西線)早稲田口より徒歩7分
資料代 500円
※お問合せは、メールまたは下記の事務局までお願いします。


2007年8月7〜14日にかけて、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)で降り続いた集中豪雨により、死者・行方不明者600人以上がでるなど深刻な被害が発生しています。首都平壌市を含む全国各所で、数万世帯の住宅が破壊され、工業、農業、鉄道運輸など各部門で多くの被害が出ていると報告されています。

1995、96年の大雨洪水被害に対する緊急支援に取り組んだ日本のNGOは、これまで、北朝鮮の人びとに対する支援や交流を続けながら、この地域の平和と安定を願う活動をおこない、現地の人々との間に信頼関係を培ってきました。そして今回の水害に対して、日本・在日コリアンの団体が共になって、『北朝鮮水害復旧支援キャンペーン』を立ち上げました。

日朝間に拉致や核など難問が山積し、日本政府が経済制裁を実施している現在、日朝のつながりはほとんど断たれています。けれども、このような時だからこそ、私たちは市民から市民への人道支援に取り組み、平和の土台を築いていきたいと思います。皆様のご協力をよろしくお願い致します。


水害復興の現場から、黄海北道谷山郡 ウン河橋付近の壊れたアパート
(朝鮮新報社 2007.08.22)

問合せ先
キャンペーン事務局: KOREAこどもキャンペーン   TEL: 03-3834-9808   
本キャンペーン メールアドレス:c-relief4dprk@hotmail.co.jp