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K-magazine 第10号
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Kカルチャー 音楽評

「K−POP100% 3」

music

 近頃ではCDショップへ行くとワールドミュージックのアジアのコーナーではジャッキーチェンや琉球音楽に負けず劣らずK−POPが幅をきかせている。ワールドカップの日韓共催やBOAの人気などもあってその傾向が強くなってきているのだろう。

 特に最近、K−POPの棚にはオムニバスのCDが目立つ。今回はその中から「K−POP100%3」を紹介しよう。今回で3集目になるのだが相変わらず豪華な顔ぶれである。有名どころでいうと「BOA」や「S.E.S.」、「シンファ」などの曲が収められている。日本でいうと宇多田ひかるやスマップの曲が一緒になったようなものだろう。それぐらい豪華なアルバムなのだ。その他にも「ターシャ」「シャープ」「カンタ」など韓国の音楽シーンを代表する総勢11アーティスト全15曲が収められている。そしてジャケットの写真を見てビックリ!なんとまぁ!これでもかっていうぐらい全員美男美女っ!と写真に見とれつつ、一曲目は「韓国のバックストリートボーイズ」こと「シンファ」。男性6人組のダンス・ポップグループである。交互に入れ替わる個性のあるヴォーカルが曲の部分部分を際立たせていて聴いていて非常に気持ちが良い。最近では台湾や中国でも人気の彼ら。日本でもテレビ出演をはたし、今後もっとも活躍が期待されるアーティストである。

 さらに進んで聴いていくと今度は「S.E.S.」だ。このアルバムの中で最も印象にのこっている。もともとはアイドルというイメージが強かったが、このアルバムにある「ソウル・トゥ・ソウル」という曲を聞いて印象が変わった。あくのないクールな歌い方、心地良いグルーブ感、非常に大人っぽい印象のR&Bといった感じだ。

 さらに進んでいくと今度は「BOA」。ハングルで感情のこもったバラードを歌い上げている。普段聴いている日本語の曲よりも断然良い。これは聴く価値ありだ。その他のおすすめは「フライ・トゥ・ザ・スカイ」という歌唱力のある男性R&Bデュオだ。「韓国版ケミストリー」といったところだろう。一度聴くと耳に残るとてもキャッチーな曲で、やたら気持ちよさそうに歌っているのでついつい自分も歌いたくなる。このアルバム全般通じて感じるのは本当に耳なじみの良い曲ばかりで「カラオケで歌ってみたい」と思う曲が多いのだ。

 もともとは日本と同様に歌謡曲が主流だった韓国の音楽シーン。そういった背景もあり、歌謡曲の良い部分が受け継がれているのだろうと思う。僕的にはそういうところに「K−POP」の魅力を感じる。

(梁武允)


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