子宮筋腫の基礎知識

ピル服用で手術なしでも子宮筋腫の症状は軽くなりました!

子宮筋腫ピル

子宮筋腫が見つかったのは7年前、24歳の時でした。中学生の頃から生理の症状が重く、生理痛に悩まされていました。たびたび婦人科を受診するも異常なし…。痛み止めを処方され、定期的に受診していましたが、24歳の時に子宮筋腫が出来ていることがわかりました。しかも2つ。

私の母も40代で子宮筋腫が出来、出血の多さと貧血のため、手術ではなく薬で早くに閉経させました。なので自分がなった時も「遺伝だな」と思うくらいでそんなに驚きはしませんでした。

2つの子宮筋腫はそれぞれ1cmと2cmほどで、大きさがそれほどでもないため手術はせずに経過観察となり、これまで通り痛み止めで症状をおさえるという治療方針になりました。

先生の話では、「このくらいの大きさの子宮筋腫はある人が割と多く、手術をするほどのものではない、やはり遺伝で出来やすい」とのことでした。

しかしある生理の日、あまりの腹痛と貧血で嘔吐し、冷や汗をかき、意識を失い…会社で仕事中に倒れてしまいました。次の日受診したところ、子宮筋腫があるために生理の症状が重くなっているとのことでした。同僚にも心配をかけてしまい、あまりの症状に限界を感じ、再び婦人科で相談しました。

やはり筋腫の大きさが小さいため、手術はしない方が良いとのことで、そこで低用量ピルの服用をすすめられました。「ルナベル」というピルで、これは月経困難症の治療のためのピルということで保険が効くため、普通のピルよりも少し安いとのことでした。

それまでなんとなくピルには抵抗がありましたが、これ以上生理の重い症状に苦しめられるのは耐えられなかったため、服用を決意しました。

服用をはじめてから最初の生理は、これまで通り重い症状のものでした。しかし2回目の生理は、かなり軽くなりました。今まで悩んでいたのが嘘のように腹痛もほとんどなく、また、出血量も少なくなりました。これならもっと早く飲めばよかった…と思うほど。先生の話では、子宮筋腫の進行も遅らせることが出来るということでした。

それから2年ほど服用し続け、軽い生理に慣れ快適な日々を送っていましたが、結婚し子供が欲しくなり服用をやめました。

妊娠するまでの期間、生理の症状が心配でしたが、なんと奇跡的に服用を止めてから次の生理を待つことなく妊娠出来ました。しかし喜びとともに不安もありました。

雑誌の記事で、子宮筋腫があると流産や早産の危険性が高まることがあると読んだのです。主治医に相談すると「確かにそういうこともあるが、この大きさなら大丈夫でしょう。ただ、胎児の成長とともに筋腫も大きくなります。しかし出産後また小さくなるので大丈夫ですよ。」とのことでした。

その言葉を信じ、妊娠初期、中期はほぼ何事もなく過ごせました。

しかし後期になるとお腹の張りが強くなり、腹痛を感じることも…検診の時に見てもらうと、2cmだった片方の子宮筋腫が4cm以上に大きくなり、この筋腫のために張りと腹痛が起こっているとのことでした。

細菌の感染をおさえる薬を処方され、様子を見ることになりました。腹痛はなくなりましたが張りはたびたび感じていました。

まもなく臨月という頃、36週で破水し、早産で子供を出産しました。子宮筋腫と早産の関連は結局わかりませんでしたが、早産にも関わらず標準体重の元気な女の子が産まれました。

その後、産後2ヶ月で生理がきてしまい、しかもまた以前のように重い症状だったため、主治医に相談しました。

子宮筋腫は以前のように小さくなり、やはり手術はせずに経過観察しましょうとのことだったので、再びピルの服用を希望しました。ピルを服用しはじめてからは重い症状はすぐになくなりました。

産後1年の時に筋腫の大きさやその他ガン検診などしましたが、ピルを服用し続けているためか子宮筋腫の大きさは1cmと2cmのまま大きくなっていません。

現在産後1年9ヶ月経ちましたが、次の子の妊娠を考えるまではこれからも定期的に婦人科で検査しつつ、ピルの服用を続けようと思います。次の子を産んで妊娠の必要がなくなったら手術してスッキリしてしまうのも手かなと思います。

ABOUT ME
野見山恵子
10代の頃から貧血気味で27歳の時に8センチの子宮筋腫が見つかりました。妊娠・出産を希望していたので筋腫核手術をし、無事に30歳の時に子供を出産する事もできました。子宮筋腫は手術をしても高確率で再発するものなので再発予防が大切です。このサイトでは、再発予防に関するお役立ち情報なども紹介しています。
【筋腫持ちの全ての女性に】子宮筋腫の治療後の再発防止にも、効果的です。