JTS羅先オリニ結縁事業

オリニ結縁通信 No.12 [2004.4.23]

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KEY北朝鮮人道支援活動報告

 2003年度、KEYも継続して北朝鮮人道支援活動を行ってきました。私たちは羅先結縁事業を継続して行い、北朝鮮人道支援NGO連絡会にも継続して参加しました(2003年5月23日、7月18日、9月12日、12月19日)。その他にも、日本と朝鮮半島の相互理解促進のために、「南北コリアと日本の友だち展」実行委員会にKEYも参加し、日本・韓国・北朝鮮の子どもたちの絵画の展示会を日本各地とソウル、平壌で開催しました。東京で開催された「友だち展」の報告を掲載します。


南北コリアと日本のともだち展 東京展報告

李龍泰/KEY東京

オリニ通信
▲東京で開催された「友だち展」の様子

 2003年7月9日から16日まで東京児童会館(渋谷区)で「南北コリアと日本のともだち展」が開催された。これは2001年から始まり、北東アジアの平和を願い大韓民国・朝鮮民主主義人民共和国・日本そして在日コリアンの子供たちの絵を一つの会場で展示し、絵でお互いの紹介をしあい私たちの間にある壁を乗り越える第一歩にしたいという趣旨で、「南北コリアと日本のともだち展」実行委員会が行っている。

 3回目の今年は日本・韓国・北朝鮮に住む子供たちの絵が合計376点集まり、友達と遊んでいるところや、学校の様子、家族や自分が好きなものなど個性豊かな絵で展示スペースは埋めつくされた。

 7月13日に開かれたワークショップには韓国・日本・在日の子供たち約60名が参加した。三者がバラバラに混ざった班で、朝鮮半島と日本の地図で地名と場所を当てるクイズや似顔絵を描いてコンピューターの合成により参加した友達と手をつなぐChildren's Virtual Peace Project (CVPP) と、「南北コリアと日本のともだち展」と描かれた布を一緒に装飾するなどして交流した。

 KEY東京が担ったのは体験ブースの、ハングルで名前を書こう、朝鮮の楽器で遊ぼう、朝鮮・日本の遊び、チョゴリを着よう、だ。初めて朝鮮の文化に触れる来場者にハングルの書き方や楽器の叩き方を教え、独楽や紙風船の遊び方、チョゴリを着ての記念写真などをして楽しませた。

 また、子供たちのワークショップとは別に「平和教育ワークショップ」と題し、南北オリニオッケドンムの活動紹介、これまでの絵画展の経緯、今後の絵画展の展開などについて、学校の先生やNGO、絵を描いてくれたこどもの保護者たちが集まって話し合いをした。

 南北コリアと日本のともだち展は、日本、北朝鮮、韓国で開催される。8月25日に平壌展(ピョンヤン市 ルンラ小学校)11月26日にソウル展(韓国NGO南北オリニオッケドンム主催)も開催された。

南北コリアと日本のともだち展ホームページ


東北アジアこども平和絵画展 inソウル 参加報告

李龍泰/KEY東京

オリニ通信
▲東京で開催された「友だち展」の様子

 「南北コリアの日本のともだち展」と深くつながりがあり、7月東京、9月平壌に続く「ソウル展」とも言える韓国NGOの「南北オリニオッケドンム」主催の「東北アジアこども平和絵画展」に、日本に住むこどもたち(在日コリアンの子どもも)12名、ともだち展実行委員会メンバー、ボランティアスタッフが参加しました。KEY東京からも実行委員会メンバーとして私(李龍泰)が参加しましたので、簡単に報告します。

 2003年11月23日にソウルに到着し、翌日24日は、二手に分かれてソウルの小学校2箇所を訪問しました。私が行った小学校はソンパ初等学校というところで、行くと韓国のこどもたちは花束を準備しているくらいの歓迎ぶり。日本のこどもたちからは自分が住む町の紹介を行いました。実はこのために、前日宿舎に到着後こどもたちは熱心にかべ新聞を作っていました。それから"希望の壁つくり"(1枚のタイルに将来の夢の絵を描き、たくさん集めて壁にする)、校庭で"ウサギときつね"という追いかけっこの遊び、韓国のコマ回しなどで韓国とのこどもたちと一緒に遊びました。昼には韓国の給食も食べられるという貴重な体験も!ちなみに献立は、骨付き肉の焼肉、もやしのナムル、カクテキ、ご飯。

 学校訪問の後、ソウル市内を観光。ソウルタワー(結局登りませんでしたが)、東大門のデパートでショッピングと、定番のソウル観光を堪能しました。

 11月25日は絵画展本番の日。午前中から午後にかけて、ソウル文化センターで開かれた「南北オリニオッケドンム」主催のワークショップに参加しました。韓国、日本のこどもたちが約30名集まりました。日韓混合の班に分かれて、折り紙でつくった首輪を手を使わずに相手の首にかけるレースや、日韓の雑誌を使ってわからない言葉を切り抜いて文字を完成させるゲーム等を行いました。また会場に来られなかった北朝鮮のこどもたちに思いを伝えようと年賀状作成も行いました。

 その後、絵画展会場となる文化日報ギャラリーに移動し、絵画展開催記念式に参加しました。ともだち展で集まったこどもたちの絵画も展示され、また中国やアメリカからの絵もありました。そして実物大のこどもたちの絵や手作り灯篭など力作と言えるデコレーションは大変見ものでした。

 終了後、食堂で食事をしながら、最後の夜ということで韓国と日本のこどもたちが互いに歌を唄うということで、日本側は、「世界に一つだけの花」を合唱しました。

 最終日は景福宮を観光した後、オリニオッケドンムの事務所に挨拶をしに行くと、お世話になったクラスの先生や一緒に遊んだこどもたちが訪ねてきてくれて、しばし感動の再会。その余韻にひたりながら、日本への帰路につきました。

 今回は何よりもこどもたちが主役で、私はその場にちょっとお手伝いしただけという感じでしたが、それ程こどもたちのパワーがあふれていました。今回残念ながら朝鮮学校のこどもたちは参加できませんでしたが、今後さらに様々なこどもたちが一堂に集まって、「いつかは出会う未来のともだち」が「出会ってできた今のともだち」に変わるような"遊び場"が生まれるようにしていきたいと感じました。


南北コリアと日本の友だち展開催報告

7/26ともだち展こどものワークショップ評価会(KEYとJVC)
8/25ともだち展平壌展(平壌・ルンラ小学校)
9/20-21南北コリアと日本のともだち展in Hyogo〜草の根の視点から日朝関係を考える〜
10/4YF2003/平和フィールドワーク・人道支援コースで絵画展@代々木公園
《その他の日本各地域での開催》
8/24ピース・ボイス・コンサート@横浜市神奈川平和工房
9/6平和をつくるSOZOフェスタ@東京梅窓院
9/13グローバル・ピース・マーチ@東京芝公園
10/4神奈川県立大師高校文化祭@神奈川川崎市
10/23-25京都展@京都市ノートルダム小学校
11/17広島光明学園絵画展示会@広島市
12/1-7新潟展@新潟市万代市民会館(びびんぱ会主催)
12/20-21さいたま展@さいたま市プラザイースト(ソウル展の報告あり)

結縁先幼稚園・託児所の名称・子どもの数が変わりました

オリニ通信
▲羅先結縁金をJTSに伝達(2004年1月)

 これまで、チョサンリ託児所(135名)とユヒョン農場幼稚園(90名)の計225名の子どもたちと結縁を結んでいましたが、羅先市側の幼稚園・託児所名称の変更などにしたがって、KEY結縁先の幼稚園・託児所の名前が変わりました。チョサンリ託児所(135名)はチョサン農場託児所(120名)へと名前と人数が変わりました。ユヒョン農場幼稚園は名称はそのままですが、結縁対象の子どもの数が90名から74名へと変わりました。

 2003年度(2003年5月〜2004年4月)では、毎月110人の結縁者から202口の結縁金を受け取りました。ありがとうございました。

 2003年4月24日(JTS直接訪問)、2003年8月11日(JTS直接訪問)、2003年11月27日(国際送金)、2004年1月12日(JTS直接訪問)の計4回、合計98万2000円の結縁金をJTSに伝達しました。2003年度の残りの結縁金は2004年5月ごろ、JTSを直接訪問し伝達する予定です。

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