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10月3日(東京)、4日(大阪)で仏教運動本部・JTSの法輪和尚を招請して 羅津・先鋒子ども結縁事業説明会を開催しました!
以前お知らせしていたように、10月3日(土)に「東京芸術劇場」(東京・池袋)、4日(日)に「たかつガーデン」(大阪・上本町)で「羅津・先鋒子ども結縁事業説明会―北朝鮮の子どもに愛と食糧を!」を開催しました。
私たちの招請に対して、仏教運動本部・JTSが快諾してくださり、同胞助け合い仏教運動本部の執行委員長であり、JTSの代表である法輪和尚と日本担当スタッフの張玉 希さんが来てくれました。
まず今回の来日の主な日程を紹介すると、10月2日に来日していただき、打ち合わせなどを簡単に行いました。3日は昼に、JVC・アーユス・地球の木など北朝鮮支援に関わる日本のNGOや韓青連・在日韓国民主人権協議会との懇談を行い、午後6時から公開講演会、そして交流会を持ちました。4日は朝に東京を出発して新幹線で大阪に移動し、午後2時から公開講演会と交流会を持ちました。そして法輪和尚らは5日に広島に立ち寄られた後、韓国へと帰国されました。法輪和尚は来日のつい数日前に、朝中国境地帯から帰ってこられたばかりだったのですが、強行軍のスケジュールをこなしていただきました。
東京・大阪での講演会には、韓青連メンバーはもちろん、北朝鮮支援に関連するNGO団体、在日韓国学生同盟・在日韓国民主人権協議会など在日団体、日本人学生など、多くの方々に参加いただきました(東京約60名、大阪90名)。私たちはこれまで仏教運動本部やJTSから頂いた資料をもとに、「羅津・先鋒子ども結縁事業」を広報し、結縁者を募ってきましたが、法輪和尚から直接、支援活動の進行状況に関する具体的な情報を含めてお話いただき、非常に有意義な講演会になったと思います。
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法輪和尚の講演内容の詳細は別途「講演録」を見ていただくとして、ここでは簡単にご紹介したいと思います。講演会に先立ち、私たちは特に二つの点についてお話していただけるようお願いしておきました。
一つは北朝鮮の人々への支援活動に対する思いや哲学についてです。北朝鮮の「ロケット発射」以降、日本社会では支援活動が非常に厳しい状況に置かれており、「子どもに人道支援を」という声すら、凄まじい圧迫にさらされている状況です。こういう時だからこそ、厳しい状況の中で支援活動を継続し拡大してきた韓国の支援活動の論理や思想を学ばなければと思います。
もう一つはできる限り、具体的に「子ども結縁事業」の状況について話していただきたいということです。「子ども結縁事業」の特徴点は、現在ある北朝鮮支援の中でも、支援が届けられる対象との関係がすぐれて具体的だということにあります。しかし現状では私たちが直接訪問できるわけではありません。結縁者が参与している実感を得られるように、できる限り具体的な情報を提供してくださるようお願いしました。
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まず支援活動に携わる法輪和尚の思い・哲学についてですが、一つのエピソードを紹介してくれました。
法輪和尚が96年に朝中国境の鴨緑江に行ったとき、飢えた北朝鮮の子どもを見ながらも何もできなかったこと、そして「遠いところまで行って飢える子どもに食べ物を与えている私が、まさに10m前にいる祖国の子どもには何もできなかった。その時、自分が分断された国に生きているということを強く感じた」とおっしゃりました。その経験をきっかけに北朝鮮支援のための活動を始めたとのことでした。
そして北朝鮮の食糧難の現状を説明した後、「これまで死んでいった人たちについては『知らなかった』と言えても、これから死んでいくことは何としても阻まなければならない」「数百万の人たちが死んでいくことに背を向けて、どんな正義について語ることができるだろうか」と訴えられました。
また最近の「ロケット発射」問題と関連して、「ミサイルは子どもたちが撃ったのだろうか。またそれで子どもが飢えている問題が解決されたわけでもない。政治的な問題と人道的な問題を区別 しなければならない。韓国人であれ、日本人であれ、私たちの良心や未来のためにも、子どもたちを助けなければならない」と訴えられました。
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次に羅津・先鋒で行われている「子ども結縁事業」の報告に関しては、それを行うようになった経緯や活動内容についてお話いただきました。そして支援活動の結果 、子どもたちの平均体重が15%増えたこと、出席率が30%改善されたことなども報告されました。また新たな成果 として、今年6月にJTSの羅津・先鋒常駐事務所が設置されたことや、釜山港から羅津港への直航路で支援物資を届けられるようになったことが報告されました。支援活動が一歩一歩着実に成果 を生み、新たな可能性を作り出していることを聞くことができ、私たちとしてもより積極的な支援活動が可能、かつ必要になっていると実感しました。
また講演後は質疑応答の時間を挟んで、羅津・先鋒の現地の様子を撮影したビデオを上映し、法輪和尚から託児所・幼稚園の様子、食品加工工場での作業などについて説明していただきました。現地での活動の様子などを直接見ることができ、自分たちの活動がどのように活かされているのかを実感を持って理解できるものでした。
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今回の公開講演会は、北朝鮮の人々への支援活動を行うにあたって必要とされる論理や思いを深める上で、非常に有意義な契機になったと思います。特に北朝鮮の「ロケット発射」事件以降、さらに厳しくなった日本世論の中で、どのようにして人道支援の和を広げていけるのか、非常に重いテーマだと思います。
今後、日本でどのように支援活動を展開していくべきか、このテーマで来年初頭に重要な企画が準備されています。詳しくは次号でお伝えすると思いますが、来年2月に韓国と日本のNGOが共同で北朝鮮への人道支援に関するワークショップとシンポジウムを開催することになりました。先般 の韓日首脳会談では「21世紀に向けた新たな韓日パートナーシップ」が謳われましたが、北朝鮮の人々への人道支援は韓日市民が協力すべき緊急かつ重要な課題です。私たち韓青連も、今回の講演会で得たものを活かして、積極的に参加したいと思います。
【現地からの消息】
北の子どもに伝達される私たちの真心 ―JTS羅津・先鋒支社で勤務している朝鮮族同胞からの手紙―
代表事務所(支社)設立後、6月15日から栄養品を生産し、7月初めから配分し始め、7月25日まで生産・配分を終え、7月26日の選挙日に合わせて休んで再び生産する計画です。先鋒に一人当たり3kgずつ17,670kgを配分(7月11-18日)し、羅津に一人当たり3kgずつ15,130kgを配分(7月18-25日)しました。配分しながら見た子どもたちは昨年に比べて状態が良かったのですが、昨年には皮膚がただれた子どもが多くて薬を支援しもしましたが、今年はそのような子どもが多くありませんでした。栄養品は味が良いと言いますが、4月に生産して配分した時、豆の生臭い臭いがするとのことだったので、今回は豆を入れず、甘みをもう少し出せればと、砂糖を5%多く入れるようにしました。託児所・幼稚園の先生たちは、水に浸して食べさせもしますが、一部では餅を作って子どもに与えたりもすると言います。羅津のムチャン託児所・幼稚園だけ行けず、他の所は直接行って配分しました。一日に700-800kg程度を生産しますが、今回は夜12時まで生産した日もあり、夜間作業を多く行って生産しました。
7月23日に従業員約20名、支配人など全員が集まって生産の総括をしましたが、生産効率をどのようにして高めることができるか討論をしました。生産過程は変成器にうるち米とトウモロコシ粉を入れて、お菓子のように出てくるものを粉末にして、砂糖・粉乳を混ぜます。8月の配分から横30cm・縦60cmのビニールに3kgずつ包装するようになっていますが、編成がうまくできる場合はかさが非常に大きくなります。現在までは50kg程度になる包装(内外二重になった包装)で配分をしていますが、包装袋が回収されず、3kg程度の小さな包装に分けて、移動する袋を制作してすぐ回収できるようにする予定です。
先鋒にあるウアム牧場では、乳牛を400頭持っており、労働者が380名、市民が2000名程度になるのですが、粉乳を販売できずに困っているという要請が来て、私たちが必要な粉乳を買って、その代金を物品(食料や必要なもの)で支払うことにしました。この間、従業員は労賃も与えられず、服・靴など必要なものが多いと、最初の月だけ現金でくれと言って、2d分の価格(32,000前後)を現金で与え、1d分の価格(16,000前後)を1dトラックを販売した代金($2,000)で支払いました。そして肥料が必要ですが、農作業の材料として時期を置いてはならないために、7月14日に肥料20dとビニール包装接着機2台を購入して送りました。
私たちの宿舎の前には畑があるのですが、野菜類のおかずの材料は、家の前の畑で多くは解決します。中国から服や食べものを持って入って来られなくしているために、肉類などはひそかに持っていったり、見逃してくれる形で入っていっています。食事時になれば、お客さんが多いですが、主に羅津の官吏たちが多く訪ねてきます。この人たちも肝炎に多くかかっています。そのため衛生上、木の箸を利用して分けて食べると言います。食べられなくて生じる疾病があまりに多いです。彼らも私たちと同じように早く健康になれば良いと思います。 落ち着きなく一日が過ぎていきます。まだ工場に入ってくるものは不足していますが、工場の人たちも子どもたちのために熱心に働き、先生や子どもたちが好きなのを見ると、さらに熱心にしなければという覚悟をしています。
【現地からの消息】
“中国の図們と韓国の釜山から来ます” ―羅津・先鋒現地報道―
9月22日午前11時にテンジャンとコチュジャンを載せて図們に走った。図們に行く途中で空が澄んでいて良いと言うと、「羅津はもっと良いですよ」と運転されている方がおっしゃった。羅津は中国・ロシアと接している不凍港であるために特区になり、面 積は延吉と同じくらいだが、人口は13万で延吉の40万に比べれば少ない方に属する。現在、稼働中の工場は被服・食品・医薬・造船工場など数ヶ所あり、港に入ってくる船は5000dから7000d級程度で大部分が中級の船だ。そしてこの地域は漁獲業・農作業・工場仕事などをしている。あれこれと話をしていると、図們糧亭に12時20分ごろに到着した。食事後、図們糧亭で3時まで待ってクッス(うどん)糧亭(倉庫)に行ってコメを載せた。むしろを被せて、網をかけた。羅津に入るすべての車両はこのようにしなければ、傾斜したところをゆっくりと上っていく時に、コッチェビ(流浪民)たちが来て乗り上がり、ナイフで裂いて手で引っかき回して掘り出していく。そして、そうしてこぼれたコメは、後で人々が来て一粒残らず拾っていく。前回は上に上がったコッチェビ一人がトラックに上にいた人を見て驚いて逃げようとして転落し、頭を打って死んだこともあったと言う。私が乗ったトラックの運転手のおじさんは北朝鮮に糧食を積んで行くのが3年目になる朝鮮族だ。
翌朝、クォンハに行って9時まで待ってから、トラック6台分をすべて引き渡した。10月5日からは中国の水害のために琿春から出ていくコメを除いて、すべての地域で搬出禁止という公告が出されたと言う。北側の自由貿易市場は修理中ということで人の姿は見られなかった。9月22日に釜山から出港した栄養食は10月2日に羅津港で受け取った。今後は畜産農家にも大いに助けになると言うので、粉乳は韓国から購入し、砂糖も韓国で購入する価格が中国で購入するよりも低廉でなので、粉乳と砂糖は韓国から購入して支援するのが良いようだ。
最近、配分過程を見守りながら、前より良く見える子どもたちの状態を見ると微笑ましくなる。6ヶ月程度、栄養食を摂取した結果 、子どもたちの体重が約15%増え、出席率もまた30%以上向上したという関係者の話を聞くと、さらにうれしい。
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