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JTS羅先オリニ結縁事業

オリニ結縁通信 No.8 [2000.4.10]

DPRK(北朝鮮)人道支援国際NGO会議を開催しました。
−国際機関、世界のNGOの代表者が集い、北朝鮮人道支援の課題について討論

 去る6月30日から7月1日にかけて、DPRK(北 朝鮮)人道支援国際NGO会議が東京で開催されました。99年2月に東京で開催された「北朝鮮人道支援日韓NGOフォーラム」、同年5月北京で 開催された「北朝鮮人道支援国際NGO会議」に引き続き、北朝鮮人道支援の短期・中期的課題を整 理するためにこの会議は開催されました。

 私たちも、羅津・先鋒結縁事業を始め、韓青連独自での 様々なキャンペーン活動を行う一方で、99年2月の「北朝鮮人道支援日韓NGOフォーラム」に引き続き今回の実行委員会にも継続的に関わってきました。

 マーシーコープ・インターナショナルのケネス・キノネス元アメリカ国務省東アジア専門分析官やカリタス・インターナショナルのキャシィ・ ゼルベガー氏、韓国同胞助け合い運動の徐京錫氏、Canadian Foodgrains Bankのエリック・ワイン ガートナー氏などアメリカ、韓国、ヨーロッパの各NGOの代表者、そして、国際機関からは、国連開発計画(UNDP)のデビット・モートン氏、ユニセフのディラワール・アリ・カーン氏などを始め、世界食糧計画(WFP)、世界保険機構(WHO)、国連食糧農業機関(FAO)、国連人道問題調整局(OCHA)などの代表者など、あわせて、40人ほ どが海外から参加しました。

 日本側は、日本国際 ボランティアセンター(JVC)、ピース ウィンズ ジャパン、アーユス=仏教国際協力ネットワーク、 カリタスジャパン、日本キリスト教協議会、在日 韓国民主人権協議会、韓青連など15団体で実行 委員会を構成し、この会議に参加しました。

 6月30日から7月1日にかけて行われた非公 開ワークショップでは、・食糧事情を含む北朝鮮の現状及び人道支援状況報告 ・(a)現地における 農業状況(b)現地における保険医療状況・政府・国連とNGOとの連携に関して・人道支援と開発協力における中期的(3−5年)課題の四つのセッションごとに、議論が行われました。

 この議論において、北朝鮮の状況は未だ食糧不足が継続 しているものの最悪の時期を脱し、回復への新段階へ入っていること、今後、北朝鮮に求められる 援助は、緊急援助から復興・開発援助へと変化しつつあること。モニタリングなどに関して、漸次的な変化が見られていることなどが強調され、各 NGO・国際機関が北朝鮮に対して継続的に支援を行っていく決意が確認されました。その上で、今後の支援活動の展開に向け求められている観点や 困難など実際的な意見交換が、長時間に渡り、突っ込んで行われました。

 7月2日には日本青年館 で「DPRK(北朝鮮)人道支援国際NGO会議公開シンポジウム−市民・NGOがひらく北東アジアの 明日」が、約200人余りの人々が参加する中で開催されました。武者小路公秀フェリス女学院大学 教授の講演を受けた後に、アリ・カーン氏、ケネス・キノネス氏、キャシィ・ゼルベガー氏、徐京錫氏、埼玉大学教授の吉田康彦氏、JVCの熊岡 路矢氏の各氏がパネラーとして参加した公開シンポジウムが行われ、北朝鮮現地の状況認識と今後の方向性について、会場との質疑応答も交えながら活発な意見交換が行われました。

 シンポジウム終了後にはレセプションが行われ ました。このレセプションの目玉 は、韓青連東京、在日本大韓民国青年会神奈川県本部、在日本朝鮮 民主女性同盟神奈川県本部によるサムルノリの合 同演奏。三団体から参加した約20名ほどの青年が、「ノリカラク」というチームを構成し、この日のために合同練習を行い、このレセプションでサムルノリを披露しました。北朝鮮人道支援NGO 会議のフィナーレに実現したこの合同演奏は、在日の側からの南北交流と北朝鮮支援に向けた協力の大きな足取りとなったのではないでしょうか?

 3日間の会議を通じて、北朝鮮の現在置かれている状況、援助の課題が明確になったとともに、 参加した人々の間で、北朝鮮の子供たちへの支援 を継続して行っていく必要性が今一度確認されました。


北朝鮮人道支援日韓米共同キャンペーンの募金を韓国JTSに伝達しました。

 5月11日、韓国JTSがある浄土会館で、4 月2日に行った北朝鮮人道支援日韓米共同キャンペーン時に大阪・兵庫で集まった募金294,607 円を金宅守教育部長が韓国JTSに伝達しました。

 この募金は、韓国JTSを通して北朝鮮の羅 津・先鋒の幼稚園・託児所に支援に使われます。


JTS後援の夕べに参加しました。

 5月24日にソウルのヨウィド63ビルディングの国際会議場で行われたJTS後援の夕べ「私たちがともに切り開く美しい世界」に韓青連から 金宅守教育部長が参加しました。

 この「後援の夕べ」という行事は、韓国JTS の会員、後援人およびJTSの活動を応援する 方々に対してJTSの趣旨とこれまでの活動を紹 介し、これまでの活動に対する感謝を表すととも に、今後も熱心に活動を行うことを確認すること を目的に開催されました。

 800名ほどが参加者する中で行われた「後援 の夕べ」は、浄土合唱団の合唱で始まり、「北朝鮮 と第三世界の子どもと共に進むJTS」という映 像報告が上映された後、韓国JTS理事長の法輪 和尚からの主催者挨拶が行われました。その後、韓国JTSから北朝鮮人道支援活動を 進められてきた10余りの諸団体・諸個人に対して感謝杯の贈呈が行われ、韓青連も日本での北朝 鮮人道支援活動に対する感謝杯をいただきました。 その感謝杯には、「貴団体は日本に居住しながらも同胞に対する愛と民族に対する熱い愛情で羅津 ・先鋒地域の子どもたちを助けてくださいました。 皆さんの愛と平和に向けての熱い気持ちに感謝を表します。」というメッセージが添えられていま した。その後も、後援人からの挨拶や歌手のコン サートなど盛り沢山のプログラムが行われました。

 今回の「講演の夕べに」にお招きいただいた韓国 JTSに対し、本紙面をお借りして感謝の意を表 すとともに、韓青連はこれからも、日本の地で北 朝鮮人道支援の取り組みを継続していくことを固く約束したいと思います。


今北朝鮮では:羅津・先鋒現地報道

今年はもっと多い収穫が出ると思います

 昨年に我々が支援した農場で、最も収穫が多い 方法はビニールをかぶせて栽培する被覆栽培技術 で、以前より8倍も多くの収穫を得て、羅津・先 鋒では知らない人がいないほどだった。

 それで今年は、まず4つの農場にすべて被覆 栽培技術にだけ150万町歩(1町歩:3000坪)を 支援することにしました。 羅津に入ろうとするなら、中国フンチュンから 1時間くらい入ったクォンハ橋頭で出国手続きを して、橋を超え、北朝鮮ウォンジョンリ税関で入 国手続きをします。 ウォンジョンリで山道を超え、ハヨピョン、ソ スルリョンを過ぎると先鋒ですが、そこから道端 に我々が支援する農場があります。今年はこの道 を過ぎる人々がすべて関心を持って見守るでしょう。


【JTS発行「美しい世界」通巻23号(2000年 5・6月)】

 北朝鮮特集 後援の夕べを迎え、中国JTSに派遣され羅津・先鋒の幼稚園/託児所支援業務及び中国朝鮮族被害家 族を支援する仕事をしている実務者の文章を最初に掲載します。色々難しく、時には危険な状況に直面 することもある彼らの労苦に深い感謝の気持ちを伝えます。 信じるに値するJTS 韓インボン(中国JTS責任者) 97年から羅津・先鋒子ども栄養品を生産、配布する仕事を任されている実務者として初めて文章を書く。

 初めて始めるとき、北朝鮮で私たちを信頼することができず多くの試行錯誤を経たが、今はJTSを信頼して、あちらでできるすべてのことを助け合っている。北朝鮮は自尊心がとても強く、特に子供たちに 外部から支援されることは神経をたくさん使う。

 他の団体(アメリカなど)が数え切れないほど支援して、言論に公開するなら、彼らの自尊心を傷付けるようになり、再び北朝鮮に入れない場合をたくさん見た私たちは「米とトウモロコシを我々が 食べるもののような水準の質のいいもので送る」 「すべての支援作業は静かに進行する」という原則を定めた。 事実、そこで中間官吏が支援物品を受けることは相当に大きな冒険だ。支援品を受け、支援する団体から言論に発表されれば、その官吏が大きな処罰を受けることを見てきた我々は、その点を相当に重視した。支援しても静かに行い、多くの回数が重ねられながら、彼らは、我々を信頼するようになり、我々も外部に知られているように、支援品が民衆に入らずに、 他のところに流用されるといううdddddわさが間違っていたということを知るようになった。

 そこでは、 子供たちに対する支援品はその、誰も手をつける ことができない神聖なものだ。時々、一部の人々 が支援品を少しくれと言っても、「北朝鮮政府の 許可を受けてくれば、いくらでもあげる」と言うと、その言葉がなくなる。韓国で分かっているよ り分配はもっと透明だ。そこでは、官吏は、子ども達は国の未来であるという考えを持ち、我々の 団体を助けてくれるために努力する。 今は粉乳、砂糖、肥料、農業資材などが釜山から羅津に直接到着して、その物品は羅津港で港湾 使用料も全部免除をしてくれて、我々の側の実務 者が港口保税区域まで入ることができるように便 宜を図ってくれている。

 事実、羅津・先鋒支援事業をしながら、困難だったことは、ここ中国でもたくさんおこった。米 とトウモロコシは延辺で購入するのだが、お金が あるところに詐欺師が駆けつけてくるように、い つも食糧購入を困難にする。 まず、国家食糧倉庫に行って適当な質の製品を 選び、重さを確認し、価格を決め、見本を受け取った後、出国手続きをして車両を定めたなら、日を合わせて再び食糧倉庫に行って、食糧を積んで 送る。また、米を積む前に秤にかけて重さを確認する。それで、中間でだますことを防止すること ができる。それでも時にはだます人がいるので、 一回は延辺○○地域の食糧倉庫から見本を受け取 ってきて確認の後、ものを購入しようとするのだ が、中間商売をする人々が見本よりだめな米を持 ってきて、見本と同じと言い張っていた。我々は そのようなものは購入することができないと言い、 あちら側は、同じものなのになぜそうなのかと言 って、ああだこうだ言い米袋を投げつけながら闘 い、結局は見本と同じものを出した。

 それで、いつも食糧を直接検査し、購入することを原則にしているので、いまは私たちをだまそうとしない。 羅津に入っていくものは、到着後、羅津側で1 袋ずつ秤で計量する。ある場合は30トン持っていきながら、200~300Kgが不足していたときが あったというが、JTSは一回も不足したことがないと、羅津当局で、今は私たちのものは計量 しない。 法輪和尚(理事長)からは、いつも強調なされる。 後援される方々が困難な条件でもずっと後援するものを我々実務者が、怠惰にして事故が生じれば、 それは大きな罪悪だと。我々実務者はものの購入、 運搬、生産、配分が正確になるようにいつも緊張 して、神経を使っている。


【JTS機関紙「美しい 世界」通巻23号(2000年5・6月)】

統一:異なる次元の世界から同じ次元の世界へ ク・ミギョン(中国JTS幹事)

 私は北朝鮮支援のために中国に派遣された活動家だ。ここでは、主に中国朝鮮族が羅津に行き来 しながら、貿易や支援をしている。羅津に行き来する人々が一様に、北朝鮮の人々が心配をかけると悪口を言うときは、気分がたいへん傷つく。 税関ではいつも何かくれと要求する。言葉をむやみ にかけて、手続きが複雑だなどという様々な不平 を言いながら、甚だしくは妨害しなければならな いという言葉まで言う時には、我々が同じ民族なのかという気がすることもあった。未だ直接的に ぶつけてみなかったのであるが 、今や、このような言葉を3年間聞いてみると、気分が傷つけられることより今は、北朝鮮の人々を少しだけであるが理解できるようだ。

 昨年ソウルに行ったとき、明洞街頭募金に参与したが、中国に行く前に募金しに行ったときと視覚が異なる私を発見することができた。どのようにすれば募金をたくさんするのか?どのようにすれば、多くの人々を参与させることができるのか という考えをしていたが、今は募金額より、一人 一人が持っている意見に対する意見、北朝鮮に対する考えが気になった。 募金箱を持って、人々について行き、話すことに重点を置いた。大部分が負担に感じ、すぐに募金箱にお金でも入れて行こうとする人々が多かったが、少しでも関心を持っている人が反応を見せる。

 その中で、最も記憶に残る人が「我々は直接 支援する」という説明に「それなら子どもの口にま で入れてくれるのか」という反応を見せた人だ。 支援する人々の立場では、支援品が本当に子ども たちに行くのかが最も大きな関心事だということを知っていたが、この言葉を聞くと「見せてあげること」に対する深刻性を感じることができた。 我々が配分する栄養品全部が完全に子どもたちの口に入っていると断言はできない。しかし、大 部分の子どもたちに行くということを確信するが、その理由は第一に、幼稚園、託児所の全体の80% は我々が直接行き来しながら、分配しており、軍事地域のような出入が不可能なところ20%程度は供給所に与えて、分配している。第二に、北朝鮮 の体系上栄養食が異なる所に流出するのは困難だ。我々が分配している栄養食の品質に対しては、技 術監督局で検査をし、配分に対する点検を安全部、 教育局、供給所3個所でしている。第三に、北朝 鮮の情緒上、子どもに対しては他のどのものより優先する。

 ところで、問題は「見せてあげること」がそれほどたやすいことではないということだ。 羅津当局で、我々の事業には好意的で協調しているが、写真や情報が流出されるのかいつも神経を使う。あちら側で考えている情報というものが 情報の氾濫時代に生きる我々の思考から見ると、 何でもないが、そこで生きる人々の立場からは生死にかかる問題と見る。我々が何年か前に比べ、 北朝鮮に対してたくさん知っている方だが、彼らの立場にならないと、我々は「別 の次元の世界」に生きる人々であらざるをえないという気がする。

 今や、羅津・先鋒支援事業を行って3年になり、この間幼稚園、託児所支援のほかに農場支援事業 などもしながら、途絶えることのない支援と誠実 に仕事する点などを羅津当局からだけでなく、中 央政府からも認定されている。そこで、オンソン、 チョンジンなど他の地域まで支援を広げているが、これは後援者たちの途切れることのない後援と感 心のために可能になったことで、感謝します。


【JTS機関紙「美しい世界」通巻23号(2000年5・6 月) 】

JTS活動報告:2000年4月、5月

●統一部南北協力基金支援決定

 JTSが南北協力基金として統一部に8億ウォンを申請し、4月12日、5億4千万ウォンの支援決 定を受けました。分野別では、幼稚園・託児所栄 養食供給事業に3億ウォン、農業開発支援事業に2億4千万ウォンが政府基金として支援されました。 この基金で、砂糖80トン、粉乳50トン、肥料 700トン、ビニール12トンを購入し、北朝鮮に送ろうと思います。

●農業支援

 先鋒郡プポ農場を(面積150町歩)支援するために、第1次農業支援品、肥料72トンと(リン酸30 トン、尿素42トン)、ビニール9トンが4月12 日釜山港を出港し、4月18日に農場に伝達され ました。 トウモロコシ種子と栄養土、苗代除草剤などを 中国を通じて支援されました。統一部基金支援決 定により、追加でオンソンに1200町歩、羅津に 400町歩に対して、農業支援をすることで、北朝 鮮側と契約を締結しました。

●北朝鮮農業支援肥料船積式開催

 今年も北朝鮮農業支援のための農業資材中、肥 料730トンの船積式を5月9日午後4時に麗水港 で持ちました。この日船積みした肥料は、尿素肥 料440トンとリン酸290トンで、2億5000万ウ ォン分で、<LUHAI 184号>に積まれ、5月11日 羅津に到着すれば、北朝鮮の10の農場2千町歩 に支援される計画です。この日行事に参席した JTS理事長法輪和尚と後援人は我々が送った肥料 が北朝鮮の農業生産を増大させ、飢える北朝鮮の 住民たちが空腹から逃れるのに寄与することを切 に祈願しました。

●北朝鮮子ども栄養食支援

 この間電気が満足に入って来ず、稼動が数時間 しかできなかった栄養食加工工場が、電気供給が 円滑になり、正常稼動を再開しました。これによ り、4月船積み予定分だった栄養食原材料15ト ン(砂糖8トン、粉乳7トン)が麗水港から肥料と 合わせて出航されました。また、清津にある幼児 園、愛育園、初等学院、中等学院生2258名と敬 老院、障害施設などに米や乾パンなど食糧と衣類、 掛け布団などを支援する予定です。


北朝鮮支援関連情報

●米国、北に「小麦5万トン」支援

 米国政府は世界食料計画(WFP)の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)緊急救護活動の一環として小麦5万トン を支援すると6月15日明らかにした。……今回の支援規模は1280万ドルで米国は今年の初め、小麦5万トン、昨 年には小麦とトウモロコシなど55万トンをWFPを通じて北朝鮮に支援した。

●米政府、「対北経済制裁緩和措置」発効

 米国行政府の対北朝鮮制裁緩和措置が6月19日に発効され、50年間禁止されていた米・朝間の交易及び金融取 引が再開されて北朝鮮は原資材と商品を米国に輸出でき、両国間の航空及び海上交通 も再開される。また、非軍事用産業分野投資のための物資購入、農業、鉱業などに対する投資、道路及び港湾などの社会間接資本、旅行及び観 光投資がなされ、北朝鮮への送金も可能になる。しかし、今回の制裁緩和措置には北朝鮮に対するテロ国指定解除 や対北朝鮮資産凍結解除など重要な内容が除外されており、また軍事用物資と軍用及び民間用として二重使用が可 能な敏感な物資の交易は依然として禁止されている。v

●中韓が新開銀に意欲

 北朝鮮を含む北東アジアの発展を支援する国際金融機関として「北東アジア開発銀行」を設立する計画が再浮上してきた。国連機関や米国などの学識者が具体案作りを進めており、7月下旬にUNDPがハワイで開く「北朝鮮経済フ ォーラム」でも同構想が協議される。日本政府は消極的。

●北朝鮮の食料不足10月までに53万トン

 国連食糧農業機関(FAO)は、北朝鮮の食料不足が10月までに約53万5千トンに達する見通しだという報告書を 発表した。WFPと合同で6月20日から7月1日かけて行った現地調査に基づいている。

●韓国政府、北に肥料追加支援

 韓国政府は食糧難に陥っている朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に肥料10万トンを追加支援することにしたと 7月26日発表した。ホン・ヤンホ統一部人道支援局長はこの日「北朝鮮に肥料10万トンを人道的に追加で無償支援する」とし「今回の決定は北朝鮮側の公式要請によるもので、全額南北協力基金から支出する」と述べた。 彼は「このため南北経済協力推進協議会を書面で開き、肥料購買と輸送に使われる320億ウォンを協力基金から 使うことに議決した。部準備手続きを経て、8月中肥料10万トンが北朝鮮の港に到着するようにする計画だ。

 今回 支援される肥料はヨウ素肥料と複合肥料で収穫前に与える追肥用だ。旱魃が続いている北朝鮮の気象状態で今回の 支援が北朝鮮の穀物増産など、農業生産性の向上に肯定的に作用する」と述べた。北朝鮮は年間262万トンの肥料生産能力を備えているが実際の生産量は77万トンに過ぎず、需要量 196万トン に119万トンが足りない状況だと伝えられた。 我が民族助け合いなど民間対北朝鮮支援団体も今年の上半期合わせて6584トンの肥料を北朝鮮に支援した。一方北朝鮮赤十字会は7月16日、6月末まで伝えられた肥料20万トンを平壌(ピョンヤン)市、全国9の市、 道、91の市、郡、区別に分配したと、具体的な分配結果を大韓赤十字社に通報してきた。

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