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去る2004年8月5日から8日にかけて、KEY兵庫地方協議会(以下、KEY兵庫)は天安KYCとの姉妹提携事業を行いました。
その内容は、 1日目― 歓迎交流会
2日目― KEY兵庫―天安KYC合同ミーティング、フィールドワーク、地域別交流会
3日目― 観光、KEY兵庫―天安KYC姉妹提携調印式、記念講演会、交流会
4日目― 天安KYC韓国に帰国、というものでした。 今回の取り組みを通じた所感を、報告します。
●交流することの大切さ
今回、韓国から兵庫を訪問したメンバーは総勢13名。初めて会うメンバーが殆どなので、最初は、双方が緊張した面持ちをしていました。しかし、時間が経つにつれ、リラックスした表情に変わっていきました。特に、韓国の青年たちと交流するために、KEYメンバーの奮闘している姿が、印象に残りました。額に汗しながら、韓国人と話を交わしている人、ボディランゲージで果敢に交流している人、肩を組んで歌を歌いながら一体感を作っている人など、悪戦苦闘しながら交流している様子が、随所に見受けられました。
講演会で講師の方が「団体間の関係を深めるとか、共同で物事を推し進めることは大切です。しかし、その土台となるのは、個人同士が交流を深めながら、繋がっていくことです」と語っていました。今回私たちは、団体間の姉妹提携関係を結ぶことになったのですが、やはりその礎となるのは、「出会い、交流し、個人のつながりをつくることから始まる」ことだと考えます。今回の行事を通じて、国境・立場性の違う韓国、在日コリアンの青年たちが「出会い、交流し、語り合う」その楽しさを実感し、これからの担保とすることができたのではないかと思います。
●お互いの強みを活かすために
KEY兵庫―天安KYC姉妹提携調印式で、姉妹提携合意文を交わしました。それには『兵庫・天安という両団体が活動する地域社会における日韓NGO・個人のネットワーク形成をはかる』ということを、目的の一つとして挙げています。
天安KYCは、私たち同様に、青年を対象にした教育プログラムを運営しているだけでなく、地域住民との連携を図り、地域社会に根付いた取り組みを行っている特性があります。また私たちKEY兵庫は、社会イシューを取り上げて、在日コリアン青年の立場を活かした社会発信を積極的に行っているという特性があります。
このようにお互いの強みを活かしながら、『地域社会における日韓のネットワーク形成』を創り出していくためには、時間を要すると思います。けれども、お互いが試行錯誤を繰り返していくことによって、それを実現することができるのではないかと考えます。
国境や立場性が違うからこそ、出会い、交流することの大切さ。お互いの強みを活かし、相互に影響を与えることができるものの創出。今回の姉妹提携事業を通じて、それらのことについて考えさせられたと同時に、形だけはなく、お互いにプラスとなる姉妹提携関係を、これから築き上げていきたいと思います。
金尚司/事務局 |