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2003年の8月、大邱KYC(韓国青年連合会)より17名が来日しKEY大阪と姉妹提携関係を取り結びました。在韓被爆者などの課題に関心を寄せてきた両団体はさらに交流関係を深めながら、2004年の1月には大邱KYCからの5名とともにKEY大阪のメンバー約30名が広島を訪問し、共同のアピール活動などを行いました。
そして大邱―大阪の相互訪問を実現する意味で、2004年7月16日から20日にかけて大阪から18名が大邱を訪問しました。大邱の方々が非常に暖かい受け入れをしてくれたことで参加したメンバーにとってさらに友情が深まる機会となりました。フィールドワークや音楽会などひとつひとつのプログラムも準備にかける誠意の伝わる充実したものでした。
プログラムの中でも特に三日目の陜川原爆被害者福祉会館では、これまでに亡くなられた方の碑の供養と館内見学の後、出迎えて下さったハルモニ、ハラボジと直接お話をすることができ、印象の残るものになりました。自身の生い立ちや在韓被爆者の置かれている厳しい現状について語られ、「これからは日韓の人は仲良くできないとダメ」と私たち若い世代へのメッセージをいただきました。大阪のメンバーからは、被爆者の方々への思いを込めた詩を披露し、チャンゴの演奏を行い、最後に会館前で被爆者問題に対する共同アピールをして会館をあとにしました。
今回の訪問でのプログラムは、まず初日はカルビの店で歓迎会があり、市民団体である「国民の力」のメンバーやオーマイニュース(韓国の市民系新聞)記者も参加しました。
二日目は、タルソン公園、大邱駅、プッソンノ、大邱刑務所跡など大邱市内の日本による植民地支配跡地を散策しました。夜は「平和フォーラム」で、両団体の活動、メンバー紹介、「日韓条約」を題材にしたシンポジウムを行いました。深夜には「詩と歌の夜」と題した音楽会を開催し、KEYからは笛の独奏、チャンゴ発表、映画「ブラザーフッド」がらみのパフォーマンスを、KYCからは非常に洗練された独唱、ピアノ、ギターなどが披露されました。最後には大阪の地域からの寄せ書きをプレゼントし、いい雰囲気で幕となりました。
三日目は午前中に陜川原爆被害者福祉会館を訪問したあと、三・一運動記念塔、壬辰の乱記念館、「ブラザーフッド」撮影場、海印寺めぐりをし、最終日は慶州でプルグッサ、プナンサ、国立慶州博物館などを訪問しました。夜のお別れ晩餐会では、ホームステイ組みメンバーごとに感想を発表し、非常に情緒的な時間を過ごすことができました。
今回の訪問では大邱KYCメンバーとの友情を深められたことが実感できました。日韓の草の根レベルでの実践を模索しながら、できつつある絆を大切にしたいと思います。
文盛優/事務局 |