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総選挙2005 各政党の日朝関係に関するマニフェスト比較 [2005.9.3]

9月11日は衆議院選挙、17日は日朝首脳会談・「平壌宣言」から3周年です。しかしながら、日朝間に横たわる諸問題は解決の目処が立たず、日朝間の交渉はストップしたままです。

私たちは過去の克服と東北アジアの平和に基づく日朝国交正常化を求める立場から、今回の総選挙に向けた各政党の選挙公約(マニフェスト)の中から、日朝関係および朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に関する部分を抜き出し比較することで、総選挙に向けた一つの選択材料を提示すると共に、今後の日朝関係を分析・展望する資料にしたいと思います。

 

政党 日朝関係に関する選挙公約
自由民主党 『自民党 政権公約2005 自民党120の約束』
107.中国・韓国など近隣諸国との関係の改善強化とアジア「共同体」構築の推進北朝鮮問題の解決、中国・韓国等との未来志向型の連携を強化し、アジアにおける「共同体」の構築を推進する。
109.拉致問題の解決に向けさらに努力「拉致問題の解決なくして国交正常化はない」との基本を確認する。経済制裁の発動を含め拉致問題の解決に全力を傾注する。
民主党 『2005年民主党マニフェスト重点項目 日本刷新8つの約束』
北朝鮮拉致問題については、「北朝鮮人権侵害救済法案」を成立させるとともに、その解決に向け、拉致被害者・家族全員の速やかな帰国と真相究明に全力を挙げます。「改正外為法」「特定船舶入港禁止特別措置法」に基づく措置の発動も視野に入れ、積極的に取り組んでいきます。拉致事件の解決など北朝鮮問題に正面から取り組みます。

『2005年 衆議院選挙マニフェスト 政策各論』
(7)拉致事件の解決など北朝鮮問題に積極的に取り組みます。拉致事件の解決は、日本の主権、国際的人権侵害の見地から喫緊の課題であり、被害者・家族全員のすみやかな帰国、特定失踪者問題の真相解明など、拉致事件の全面解決を北朝鮮に強く迫ります。核・ミサイル問題は、東アジア地域の安全・安定にとって重大な影響を与えるものであり、六者協議などを通じ、その解決と信頼醸成機構の創設をめざします。「北朝鮮人権侵害救済法案」の成立をめざすとともに、成立した「改正外為法」「特定船舶入港禁止特別措置法」に基づく措置の発動も視野に入れ、拉致事件、核・ミサイル問題の解決に全力をあげます。早期に実質的・具体的な進展がみられない場合、六者協議の場に加え、国連安保理での問題解決を求めていきます。脱北者問題に積極的に取り組むとともに、不審船などによる密入国、密輸・覚醒剤事件の取り締まりなど、海上警備体制の強化を図ります。
公明党 『公明党マニフェスト2005 V当面する重要政治課題』
北朝鮮問題について
拉致・核開発問題の解決に全力
  • 拉致問題に関しては、拉致被害者全員の即時帰国、安否不明の方々及び特定失踪者の事実解明とその全面解決を図ることが最重要です。政府間協議及び6カ国協議など、あらゆる機会を通じて、その解決に全力を挙げます。
  • 北朝鮮の対応次第では、経済的な制裁措置の発動など、一定の圧力をかけることも辞さない構えです。
  • 北朝鮮による核開発問題は、わが国及び北東アジア地域の安全保障にとって重大な脅威であり、断じて容認できません。「全ての核兵器及び核計画の検証可能な廃棄」の実現へ向け、6カ国協議を軸に粘り強くその解決をめざします。
共産党 『総選挙にあたっての訴えと7つの重点公約』
北東アジアの平和と安定のために力をつくします。日朝関係の前向きの打開のために、「日朝平壌宣言」を堅持し、双方が拉致問題の解決に必要な努力をつくすこと、交渉打ち切りや「力の政策」などをいましめあうこと、「6ヵ国協議」を通じて諸問題を解決することを、働きかけます。

 『衆議院選挙にのぞむ日本共産党の各分野の政策』
朝鮮半島非核化めざす6カ国協議を支持する
 朝鮮半島をめぐる6カ国協議は、朝鮮半島の非核化を共通の目標として、達成すべき目標の内容、その手順を協議しています。
  北東アジアは、日本のもっとも身近な国際環境であり、ここに安定した平和の国際関係をきずくことは、21世紀の日本の平和的な発展にとってもっとも切実な課題です。台湾海峡とならんで北東アジアの緊張要因となってきた朝鮮半島問題が解決に向かうことは、地域の長期的な平和関係の確立にとって、大きな意味をもちます。今後とも、朝鮮半島の非核化を達成するため、6カ国協議の成功に全力をあげるべきです。
  日本は、被爆国として、また北朝鮮との首脳会談で2度にわたって非核化の目標を確認しあった国として、この協議でも特別の役割と責任をになうべきです。日本共産党は、6カ国協議を支持し、すみやかに合意が達成され、合意内容が推進されるよう、全力をつくします。将来的には、この6カ国協議を足がかりに、北東アジアの平和と安定の国際関係の確立をめざす発展的な取り組みが重要です。

北朝鮮問題の解決に力をつくす
 朝鮮半島の核問題の解決とともに、日朝双方が拉致問題の解決に必要な努力を尽くし、日本と北朝鮮の国交正常化への道筋をひらかなければなりません。「日朝平壌宣言」にもとづき、この道をすすんでいくべきです。
  拉致問題では、安否不明者の再調査など諸問題で、日本側の納得できる解決がはかられなければなりません。日本政府は、北朝鮮にこういう問題を解決してこそ国際社会に仲間入りできることを強くうながし、途絶えている日朝交渉再開へ強力に働きかけるべきです。
  その際、日本政府は、植民地支配という日本の“過去の遺産”が清算されないまま残っている唯一の地域が北朝鮮であることを自覚し、歴史的責任を果たす立場で取り組むことが必要です。6カ国協議では、拉致問題を取り上げることに消極的な国が少なくありませんでしたが、日本が過去の問題に真剣に取り組んでこそ、拉致問題解決への国際的な共感も広がります。
  日本共産党は、日朝間の諸問題を、平和的な交渉によって道理ある形で解決することを一貫してめざし、そのために努力してきた政党として、ひきつづき力をつくします。

社会民主党 『社民党総選挙公約2005』
6.拉致問題の一刻も早い解決を目指します
北朝鮮が拉致問題に誠実に対応することを強く求めつつ、日朝平壌宣言に沿って両国間の懸案事項が解決され、早期に国交正常化が図られるよう努力します。北朝鮮の核問題に関する6カ国協議を、地域の信頼醸成を図る恒常的な枠組みに発展させます。
国民新党 『国民新党(国民)の約束』
1.国民の命を守る
拉致問題の早期解決=自立した外交・防衛
日本新党 準備中
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