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2006年8月3日(木)〜6日(日)の4日間に渡って、KEY大阪―大邱KYC姉妹提携行事を大阪で開催した。03年夏に第一回行事が行われて以来、今回で4回目を迎えたが、大邱KYCからだけでなく浦項KYCのメンバーも含め総勢30名弱の韓国青年が参加した。今回も韓国青年と在日コリアン青年の出会いと交流の場をつくり親睦を深めるということを土台にしながら、北東アジアの平和や歴史認識・戦後補償問題、在日コリアン問題などについての共同学習や意見交換を行ない、有意義な事業となった。主なプログラムとしては、大阪開催ということを活かし、大阪でしか体験できないフィールドワークとそれについての感想会、双方の団体の取り組みの経験も踏まえた分科会、親睦交流会、観光・ショッピングなどだった。
二日目に行われたフィールドワークでは、生野コリアタウン周辺と過去の朝鮮人強制労働跡地である高槻地下倉庫跡(通称タチソ)の二ヶ所を訪れた。前者は在日コリアンの歴史や現状についての理解を共有し、後者は過去の戦争を具体的な事物にふれることを通じて実感として戦争の悲惨さと日本のアジア侵略の問題性について考えることができた。その後に行なった感想会では、両団体のメンバーから特にタチソで感じた思いや、今の歴史認識問題に対する私たちのあり方などが忌憚なく語られた。
また、翌日に行われた分科会は「慰安婦」問題、北朝鮮ミサイル問題、在韓被爆者問題、在日コリアン問題と四つのテーマに分かれて参加者で意見交換を行った。特に在日コリアン問題の班では、KEYメンバーの個人史を語る中で、在日コリアンの三世世代の思いや在日コリアンの現状を伝えたが、参加したKYCメンバーが真剣に耳を傾け、たくさんの質問をしていたことが印象的だった。日頃私たちが普通に感じている在日コリアン社会の様々なことが、韓国ではそれほど知られていないこと、そのような中でもKYCメンバーが真剣に在日コリアンのことについて知ろうとしていたことを目の当たりにし、今行事の持つ一つの意味がこれだと改めて実感した。
全般を通じて今行事は両団体とも初参加者が多く、4回目の開催ではありながらも新鮮な気持ちで参加者がプログラムを満喫し、活気のあるものになった。継続してこのような交流事業を開催して、日本と朝鮮半島を股にかけた「在日―韓国」青年間の学びと共有の空間を作っていくことは非常に意味があることだと、参加者たちが確認できたのではないかと思う。
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