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−マイノリティとともに考える「多文化共生」−
この数年、外国人との共生を考える「多文化共生」というテーマが様々な場所で語られるようになりました。外国籍住民が200万人を超え、マイノリティの多様性がますます広がる社会にあって、多文化共生社会の実現は時代の要請ともいえます。そのように多くの場所で語られ、これからも議論が求められる「多文化共生」ですが、その中身は語られる場所や人によって変化します。外国人を「労働力」として見るか「生活者」として見るか、といった語る側の視点によっても「多文化共生」の中身は異なります。また、外国人の中でも国籍や経済状況、在留資格など、立場や生活環境が異なれば、その目に映る「多文化共生」の姿も異なります。誰が見た、誰のための「多文化共生」なのかという中身の問題が、より問われてきています。
私たち在日コリアン青年連合(KEY)は、日本に住むマイノリティ集団として多民族多文化共生社会の実現を求めています。しかし、私たち在日外国人の視点で社会を見渡せば、共生には程遠い現実があります。様々な形態に変化しながら残存する差別、未だに外国人差別を禁止する法律がないという現状、より強化された外国人の管理・監視網など、外国人にとって息苦しい状況は続いています。そのような環境にある外国人が「多文化共生」を語る時、そのメッセージには日本社会が考えるべき様々な課題が含まれていると考えられます。これからの「多文化共生」を巡る議論には、外国人が発するメッセージに耳を傾ける必要があるのではないでしょうか。
私たちは、そのような思いで『在日外国人青年シンポジウム −マイノリティとともに考える「多文化共生」』を開催することにしました。田中宏先生の基調講演に続き、多国籍の外国人青年によるパネルディスカッションを通して、「多文化共生」を巡る外国人当事者から見た課題を明らかにしたいと考えています。このシンポジウムが、日本における多民族多文化共生社会の実現に向けた歩みを、一歩すすめることにつながれば幸いです。
行事概要
| 日 時 |
2010年 2月 21日 (日) 13時00分〜17時00分 (12:30開場) |
| 場 所 |
大阪市立中央会館
大阪市中央区島之内2-12-31 地下鉄堺筋線・長堀鶴見緑地線「長堀橋」駅より徒歩8分 地図はこちら |
| 資料代 |
800円 |
| プログラム |
◇ショートムービー上映(開催趣旨説明とKEYの取り組み紹介)
◇基調講演「在日外国人をとりまく社会の変容について」
講師:田中宏さん(一橋大学名誉教授)
◇在日外国人青年によるパネル・ディスカッション
パネリスト:ペルー、ベトナム、韓国の日本在住青年
・オチャンテ・ムライ・カルロス・マヌエルさん(ペルー/三重大学大学院)
・ブ・ハ・ビェト・ニャト・ホアイ・ナムさん(ベトナム/ミュージシャン)
・崔・ハナさん(神戸大学大学院 国際文化学研究科)
コーディネーター:KEYより(在日コリアン) |
| 主 催 |
在日コリアン青年連合(KEY) |
| お問い合わせ |
在日コリアン青年連合(KEY) TEL:06-6762-7261 / FAX:06-6762-7262 E-mail:info@key-j.org
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