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在日コリアンのための公開セミナー 〜 歴史人権講座

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講座の報告


在日の戦後史T(KEY北大阪) 

開催日 2007年5月11日
開催地域 KEY北大阪
講座名 在日の戦後史T
内 容
  今回の講座は1945年から1965年までの在日の法的地位の変遷、在日の教育、職業状況、また祖国の分断が在日社会に与えた影響について見ていきながら、詩人である尹東柱の詩や戦後の生活苦を証言した資料などを用いて、当時の状況を想像し、なぜ私達のハラボジ・ハルモニが日本に定住することになったのか?について考える機会となりました。
参加者の声
 

●戦後非常に苦しい生活を強いられた在日の様子がわかった。私も祖父母がすでに亡くなっていて、話を聞けないのが残念。今年はKEYの事業もあるので直接在日1世の方からいろんな話を聞きたい。

●差別的な状況におかれながらも、社会の底辺で生きてきた在日一世の辛い生活を改めて知った。

●1世のハルモニ・ハラボジのことを考えてみるようになった。

●生活に焦点をあてていて、特に資料に取り上げた文章は実態がリアルに表現されていた。私自身祖母にどうして日本に来たのか、日本に来てからの生活はどうだったのか聞いたことがあるが、改めてその背景を知ることができてよかった。



 戴エイカさんよりコメントをいただきました!

若い頃、私もこんな経験がしたかった。KEYの歴史人権講座に参加させてもらって、そう思った。

他のプログラムと同様に、この講座も「互いに学びあう場」である。担当になった者が、事前に勉強し、参加者の読むべき本やエッセイを選択し、当日はレジメにそって説明し、ディスカッションをリードする。

その日の北大阪事務所での学習会は、「戦後補償問題」シリーズの後半で、「日本政府が韓国やアジアに対し行ってきたとする『賠償』とは何であったのか」というテーマ。担当の張さんは、歴史的資料や新聞記事を使いながら、わかりやすく説明してくれた。
集まった十数名のメンバーは、穴埋め式の問いの入ったレジメを追いながら、彼女の話に耳を傾けた。日韓協定で解決済みとする日本政府の見解に矛盾があることが、私にもよく理解できた。政府のダブルスタンダードに怒りを感じた。
充実した2時間を過ごして周りを見渡すと、みなビールを飲んでおしゃべりしている。上下関係がなく、居心地がいい。私も仲間に入れてもらった。
似通った家族背景をもつ仲間が集まり、家族に深く関わる歴史や人権問題を自由にディスカッションし、一緒に考える。そんな機会に恵まれていたら、私もリッチな青年時代を過ごせただろうな。そんな思いで帰途についた。

在日コリアンの若者の皆さん、一度訪問してみてください。
戴エイカ
旧浦和市生まれ、川崎市育ち。父は旧植民地台湾出身。母は旧大日本帝国内地出身。米国カリフォルニア大学バークレー校で文化人類学を学ぶ。現在ノースカロライナ州立大学教員。 著書に『多文化主義とディアスポラ』。


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