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子宮筋腫の手術と手術後に起こりうる症状

子宮筋腫の基礎知識 手術後のケア この記事は約 6 分で読めます。 39,791 Views
子宮筋腫手術

子宮筋腫の手術をすると決断した女性にとっては、手術日までがドキドキで心配になる女性も少なくないと思いますので、予め手術後はどういった流れになるのかを知る事で、落ち着いて手術に臨めるようにしましょう。

子宮筋腫の手術日当日になったら、まずは静脈に点滴をします。

これは、手術時に常に体の方へ水分補給をするという目的もありますが、もしも手術時に大量出血して輸血が必要になった緊急の場合に対応できるように静脈血管を確保する目的もあります。

手術が開始したら手術後の時間も含めて長い時間トイレに行く事もできなくなりますから、尿道にもカテーテルと呼ばれる管を挿入して尿を自動的に体外へ排出できるようにして貰います。

手術後もしばらくは動けませんから、この管を入れたまま生活する事になります。

子宮筋腫の手術をする前にはカテーテルを入れる事を恥ずかしいと感じる女性もいるようですが、手術が始まって麻酔をしてしまえばそんな気持ちもなくなるでしょう。

子宮筋腫の手術時には麻酔を打ちます

子宮内膜症治療方法

子宮筋腫の手術を行う際はもちろんそのまま行う事は不可能に近いですから、痛みを感じさせないために麻酔を行います。

麻酔と聞いてドキッとした女性もいるかもしれませんが、安心して下さい。小さい頃に誰もが小学校で行った予防接種などと一緒です。最初だけ少しチクッとする程度なので痛いのは一瞬だけです。

麻酔の種類は全身麻酔か局所麻酔かのどちらかになり、本人の希望や担当医師の考えかたなどで総合的に決まります。

全身麻酔

点滴のチューブから麻酔薬を入れ、麻酔薬を女性の体にいきわたらせます。女性の意識がなくなった段階で人工呼吸器につなぎ、吸入麻酔に切り替えます。全身麻酔は女性の意識もなくなりますから手術自体は行い易いのですが、女性の意識がないために呼吸停止などの不慮の事故が起こる可能性は否定しきれません。

また、全身麻酔となると万が一の場合もありますから本人以外の家族の同意書へのサインも必要になります。手術中に意識を失ってしまう事が怖いという女性は全身麻酔ではなく、局所麻酔をおすすめします。

局所麻酔

背中の腰の部分に針を刺して麻酔薬を注入しますが、全身ではなく下半身だけ感覚がなくなります。意識はあります。意識があるので全身麻酔のように万が一のケースは想定されにくく、手術の時間が短くてすむ子宮筋腫の腹腔鏡手術などでは、全身麻酔ではなく局所麻酔を選択する担当医、女性は多いようです。

子宮筋腫の手術後に起こりうる症状

子宮内膜症チェック

子宮筋腫の手術を行った場合、多かれ少なかれ手術の後遺症が出ます。

女性の体調などにより様々ですのでどのような症状が出るかというのは一概には言えないのですが、いずれの場合も一時的な問題で手術後数日もすれば徐々に治まっていきますから過度に心配する必要はありません。下記で紹介するような症状が全くでない女性もいます。

手術後は尿道の管と点滴の管をつけたまま回復室へと移動し、そこで1日過ごしてから一般入院患者がいる病棟に移動するのが通常です。

入院中は具合が悪くなったりした場合にいつでもナースコールができ、すぐに看護師さんがかけつけてくれるようにもなっていますので安心です。

それでは、子宮筋腫の手術後に起こりがちな後遺症を紹介します。

発熱

子宮筋腫の手術後に発熱する場合があります。手術後に38度くらいの高熱が出て、その後数日間は37度くらいの微熱が続きます。熱が高くて辛いときは看護師や医師に相談して解熱剤を貰いましょう。

手術後に発熱があるのは体が健康な証拠なので心配する必要は全くありません。手術によってできた傷口の炎症反応を抑えるために体が体温を上昇させる事によって免疫の働きを活発にしようとしている証拠なのです、風邪をひいた時にウイルスをやっつけようと体が発熱するのと同じ原理ですね。

傷口の痛み

手術後の傷口の痛みはほとんどの女性が経験するものです。手術中は麻酔が効いているので全く感覚がありませんが、時間が経って麻酔が切れてくると強い痛みが襲ってくるので、鎮痛剤で痛みをしずめます。手術後は傷口も完全には塞がっていませんから、寝返りをうったり、お腹を曲げるような姿勢になったり、お腹を抱えて笑うような事をすると下腹部に痛みが走るでしょう。ただし、痛みも一時的なものなので、我慢していれば徐々に弱まってくるものです。

患部からの出血

子宮筋腫の手術後すぐに傷口から出血してくる場合があります。出血が少しで様子をみている間に止まるようだったら問題ありませんが、いつまでもダラダラと出血してくるようでしたら、手術をした医療機関を訪れて再度傷口を開いて止血処置を行う必要があります。

また、子宮筋腫の手術をして1か月以上経過したくらいに出血してくる場合があります。この症状は子宮の全摘術を受けた女性に見られ、膣の上部を縫い合わせた部分が性行為によってこすれてその傷口から出血してしまうというケースです。このようなあ場合は性行為をするのを控え、患部を止血する処置をする必要があります。

血栓ができる

手術後は傷口が痛みますから、どうしても寝返りをうつことが億劫になります。しかし、意識的に寝返りをするようにしないといけないのです。そうでないとずっと同じ姿勢で寝ていると血行が悪くなり、下肢静脈に血栓ができてしまって下半身の腫れや痛みが生じるからです。血栓が肺に起こった場合は肺梗塞(はいこうそく )になり、呼吸困難に陥ってしまうのです。

これらを予防するためにも手術後はなるべく体を動かなければいけません。痛いからといってベッドに寝そべっているのではなく、看護師さんや家族に付き添ってもらいながら院内をウォーキングするようにしましょう。早く体を動かす事は術後の回復を早くする効果もあって一石二鳥です。

まとめ

子宮筋腫の手術後は、誰しも何かしらの症状が出るものです。

予め、そう思っておいた方が気持ちの準備ができますよね。

ですがそれらは体を守るための正常な反応であったり、引きおこって当然の症状であるケースが多いので、慌てる事無く対処するようにしましょう。たいていの場合、子宮筋腫の手術は問題なく終わります。

手術後は体力も落ちていますし、体の免疫力も弱まっていますから、徐々に日常生活のリズムに戻せるように自分のペースで焦らずにリハビリしていく事を心がけましょう。

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子宮筋腫の再発予防にお役立ちできれば幸いです。

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